高松市でサクラが開花 平年より5日早く

高松地方気象台は22日、「高松市でサクラが開花した」と発表しました。去年より2日早く、平年より5日早い開花だということです。

高松市の栗林公園では、22日午後3時ごろ気象台の職員3人が訪れ、開花の目安としているソメイヨシノの標本木の状況を調べました。

その結果、7輪の花が咲いているのを確認し、「高松市でサクラが開花した」と発表しました。

高松市の開花は、去年より2日早く、平年よりは5日早いということで、高松地方気象台の吉村優調査官は「今月上旬以降気温が高い状況が続き、成長が早まったのではないか」と話していました。

22日は、日中の最高気温が高松市で22度を観測するなど、各地で4月中旬から5月中旬並みの暖かさとなり、訪れた人たちは開いたばかりの花の数を数えたり、写真に収めたりして楽しんでいました。

栗林公園を訪れた高松市の50代の女性は、「新型コロナもようやく収まってきた中でのサクラの開花は格別です。ことしは花見をしながら宴会をしたいです」と話していました。

高松市のソメイヨシノは、1週間ほどで満開になり、見ごろを迎えそうだということです。