観音寺市 小学校の給食で金属片混入 今月10日にも
15日、観音寺市の小学校で提供された給食に、金属片が混入しているのが見つかりました。今のところ健康被害は出ていないということです。
観音寺市教育委員会によりますと15日正午すぎ、観音寺市立常磐小学校の1年生のクラスで給食に出された「麦ごはん」を食べていた担任教諭が、異物があることに気づきました。
「麦ごはん」の中からは4ミリ四方で厚さは1ミリほどの大きさの金属片が3つ見つかったということで、子どもたちや教員にけがはなく、いまのところ健康被害も報告されていないということです。
給食センターが調べたところ、調理中に炊飯器のふたが落ち、その衝撃でさびが混入したことが考えられるということで、調理前の目視での確認では見落としていたということです。
この給食センターからは、観音寺市内の11の小中学校に、15日、1日であわせておよそ2700食が提供されていますが、ほかに異物の混入の報告はなかったということです。
ただ、この給食センターから提供された給食をめぐっては、今月10日にも別の小学校の1年生で提供された「麦ごはん」からも直径2.5センチの金属片が見つかっていて、観音寺市教育委員会は「給食センターでの調理機器の安全点検や衛生管理についていっそう注意を払い、再発防止に努める」としています。