トルコ・シリア大地震 富士市の高校生が募金活動

トルコ南部で起きた大地震で被災した子どもたちを支援しようと、富士市の私立高校の生徒たちが街頭で募金を呼びかけました。

2月6日、トルコ南部で発生した大地震とその後の地震では、隣国のシリアと合わせて5万人以上が死亡し、被災地では人々の生活の再建に向けた支援が求められています。
こうした中、被災した子どもたちを支援しようと、富士市の富士見高校に通う生徒たちや教諭10人あまりが、25日JR富士駅前で募金活動を行いました。
生徒たちは雨が降る中、「ひとりでも多くの人に支援が届くようご協力をお願いします」と呼びかけ、通りがかった人たちが足を止めて募金箱にお金を入れていました。
募金活動のリーダーを務めた高校1年生の今村穂乃花さんは、「地震で多くの人が困難な生活を送っている中、同年代の子どもたちに支援できることがあればと考えました。地震のことが忘れられてしまわないように、心を寄せ続けたい」と話していました。
生徒たちは26日もJR富士駅前で午前9時から正午まで募金活動を行うことにしていて、寄せられたお金はユニセフ=国連児童基金を通じて現地の子どもたちの支援に役立てられるということです。