伊豆縦貫自動車道 一部区間完成で開通式 河津町
河津町で、伊豆縦貫自動車道の一部の区間が完成し、19日に開通式が行われました。
開通したのは、伊豆縦貫自動車道の河津町にある河津七滝インターチェンジと河津逆川インターチェンジの間の3キロの区間です。
19日、地元の中学校で行われた開通式には150人が出席し、川勝知事が「悲願の自動車道が開通したことを喜び感慨深いものがあります」と挨拶しました。
このあと、河津七滝インターチェンジで関係者によるテープカットが行われ、パトカーを先頭に40台の車で通り初めが行われました。
この区間には、およそ1.8キロの河津桜トンネルや、高さ40メートル、長さ347メートルの谷間にかかる橋などがあり、今回の開通で、この区間の所要時間は3分となり、国道を利用した場合より12分短縮されるということです。
河津町の岸重宏町長は「天城峠より南に初めての自動車専用道路で、今後、全線開通に向け地域がさらに発展するものと期待しています」と話していました。