AR活用のスポーツ「HADO」体験会 袋井市
AR=拡張現実を利用したスポーツ「HADO」の市民体験会が、袋井市で行われました。
この体験会は、デジタル技術への関心を高めてもらおうと袋井市が総合体育館で行い、家族連れなどおよそ80人が参加しました。
「HADO」は、ドッジボールに似たARスポーツで、専用のゴーグルと体の動きを感知するセンサーを取り付けたアームバンドを装着して3人1組で対戦します。
プレーヤーが腕を前に突き出すとコンピューター画面では光るボールが飛び出すようになっていて、制限時間内でこのボールを相手の的に当てた数を競います。
参加者たちは、的を狙いにくくするために素早く動いたり、ボールを連続して打ち出したりしてバーチャル空間でのプレーを楽しんでいました。
小学4年生の男の子は「現実にはできないことができるのでとても楽しかった。またやってみたいです」と話していました。
袋井市ICT政策課の小※柳津和彦課長は「デジタル技術を活用すれば年齢差や障害のあるなしを越えてさまざまな体験ができるので、教育や地域おこしなどにも取り入れていきたい」と話していました。
※「柳」の卯の左が「タ」。