承認ないダイエット薬で健康被害

ダイエットをうたった錠剤やカプセルを海外から個人輸入して飲んだ県内の女性が9月、どうきやしびれなどの症状を訴え入院していたことがわかりました。
これらの商品には医薬品の成分が含まれているものの、国内では薬として承認されておらず県が注意を呼びかけています。

県が注意を呼びかけているのは「ホスピタルダイエット」や「MDクリニックダイエット」などという名称で販売されている錠剤やカプセルです。
県によりますと9月3日、東南アジアのタイから個人輸入した錠剤などを飲んだ県西部の40歳代の女性が、どうきやしびれなどの症状を訴えて入院していると医療機関から連絡がありました。
女性はインターネットで「ホスピタルダイエット」という商品を購入し、去年5月から1年あまりにわたって飲んでいたということです。
錠剤などの成分を県が詳しく調べたところ、利尿作用などがある医薬品の成分が5種類、検出されましたが、いずれも国内では薬として承認されていないということです。
女性はすでに退院し回復していますが、県などによりますとこれらの商品は過去にも健康被害が報告され、全国で3人が死亡しているということで、県は注意を呼びかけています。
県薬事課の田中喜久夫課長は「使っている人は直ちに中止すると共に、健康被害が疑われる場合は速やかに医療機関を受診してほしい」と話していました。