幻想的な ほのかな光 「白石和紙あかり」展

江戸時代から伝わる和紙と、木の枝やつるを貼り合わせて作るあんどん、「白石和紙あかり」の展示会が白石市で開かれています。

「白石和紙あかり」は、江戸時代から続くとされる白石和紙と、木の枝やつる、流木など自然の素材を貼り合わせて作るあんどんです。
ほのかに漏れる幻想的な明かりが特徴です。
白石市中心部の「壽丸屋敷」で開かれている展示会には、地元の愛好家などが手がけた80点が集められています。
切り抜いた色紙を貼り付け、観光名所の白石城を表現した作品や、季節の草花を、赤や緑の色をつけた和紙でデザインした華やかなものもあります。
訪れた人たちは、やわらかな光を放つ作品1つ1つを、ゆっくりと眺めていました。
訪れた30代の女性は「どの作品も和紙のあたたかみがあってとてもすてきでした。きれいなので家に飾りたくなります」と話していました。
この展示会は、休館日の火曜日を除いて、8月20日まで開かれています。入場は無料です。