無断で敷地内に 釧路署が謝罪

ことし3月、釧路警察署の警察官が道路交通法違反事件の捜査で釧路市内の女性の車を任意で調べた際に、無断で女性宅の敷地に入っていたことがわかりました。道の公安委員会は不適切な捜査だとして道警を指導し、釧路署は女性に謝罪しました。

道警釧路方面本部によりますと、ことし3月20日の朝、釧路署の警察官3人が道路交通法違反事件の捜査で市内の50代の女性の車を任意で調べた際、無断で女性宅の敷地に入ったということです。
女性が、「断りなく敷地に入るのは不法侵入ではないか」などとして道の公安委員会に訴えたところ先月17日、公安委員会は不適切な捜査だとして適切な職務執行に努めるよう道警に指導を行ったということです。
その後、釧路署の和田賢次副署長らが女性の自宅を訪れて謝罪したということです。
和田副署長はNHKの取材に対し「公表すべき案件ではないと考えているため詳細については控えたい」と話しています。

警察捜査のあり方に詳しい釧路市の今瞭美弁護士は、「所有者の許可や裁判所の令状なく他人の敷地に入れば不法侵入になり、今回の対応は問題だ。制服を着た警察官が敷地に入ることでまわりから好奇の目にさらされ、平穏な生活が脅かされるおそれもある」と指摘しています。