毛呂山町特産 ゆずの収穫 盛ん
毛呂山町で、贈答品としても人気がある特産のゆずの収穫が盛んに行われています。
県西部の毛呂山町の山あいでは冬でも温暖な南向きの斜面を利用し、およそ50軒の農家がゆずの栽培を行っています。
このうち、毛呂山町阿諏訪の大野謙一さんの畑では先月上旬から収穫が始まり、いま最盛期を迎えています。
ゆずが鈴なりに実り、甘い香りがただよう中、大野さんは家族や友人の手を借りながら、黄色く色づいた実をはさみを使って1つ1つ手際よく切りとってはかごの中に入れていました。
地元のJAなどによりますと、ことしは春に晴れた日が多く、夏は適度な雨に恵まれたことから、例年どおり香りが強く、皮が厚いゆずが実っているということです。
大野さんは「これから寒くなり鍋料理やうどんを食べることが多くなると思いますので、ゆずの皮も入れて香りも一緒に楽しんでもらえたらと思います」と話していました。
毛呂山町のゆずは地元の直売所で販売されていて、収穫は今月22日の冬至の頃まで続くということです。