みやき町の男性が25年間にわたって撮影した四季の花の写真展

みやき町の男性が会社勤めをしながら全国各地をめぐり、25年間に渡って撮りためてきた四季折々の花の写真展がみやき町で開かれています。

みやき町の岡康和さん(74)は会社勤めをする傍ら、花の美しさに魅了され、全国各地で花を撮影してきました。

みやき町の交流施設で岡さんが開いた写真展「花風景四季おりおり」には、桜やバラ、アジサイ、コスモスなど岡さんが25年間に渡って撮りためてきた花の写真32点が季節の順に展示されています。

このうち、岡さんの一番のお気に入りだという写真は、5、6年ほど前に長崎県諫早市を訪れた際に撮影した一枚で、「幽玄の世界」と題されています。

霧がたちこめる中でたたずむ1本の桜と根元に咲く黄色い菜の花が鮮やかで、岡さんは夢中でシャッターを切ったということです。

また、地元の池で撮影したハスの花は、半分ほど開いたピンクの花びらが自然の光を取り込み、花が内側から輝いているような美しさが表現されています。

花が上へと向かって開く様子から「希望」と名付けられています。

訪れた女性は「写真に奥行きがあって、幽玄な雰囲気も撮られることはすごいなと思います」話していました。

写真展を開いた岡さんは「花を見ているといやされ和みます。花の素晴らしいところを見に来てください」と話していました。

この写真展は、今月12日までみやき町の「風の館」で開かれています。