高齢者施設長が着服か 懲戒免職

鹿島市にある高齢者施設の施設長が、利用者から集めた食費や宿泊費など1100万円あまりを着服していたことが分かり、施設を運営する鹿島市社会福祉協議会は、この施設長を懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、鹿島市社会福祉協議会が運営するデイサービスセンター「吹上荘」と併設する宅老所「ひだまり」の40代の施設長です。

社会福祉協議会によりますと、食費や宿泊費など利用者の負担金の入金が遅れていたため調査したところ、平成23年度から昨年度にかけて、施設長が合わせて1100万円あまりを着服していたことがわかったということです。

2つの施設では、負担金の請求や受け取りを施設長が1人で担当していたということで、社会福祉協議会の調査に対して、事務局へ持っていく途中に車の中で仮眠して現金をなくし、利用者の負担金を回したほか、一部は私的に使ったなどと説明しているということです。

着服した現金のうち365万円は回収できておらず、社会福祉協議会では、弁償できない場合は刑事告発を検討するとしています。

鹿島市社会福祉協議会の小野原忠行会長は「現場の管理職がこのような事件を起こし、大きな責任を感じており、深くお詫びします。信頼回復へ向け、再発防止に組織を上げて取り組みます」と話しています。