本部町で園児たちが野菜を収穫

6日、本部町で子どもたちを対象にした野菜の収穫体験会が開かれました。

この体験会は野菜作りを通して子どもたちに食への感謝の気持ちを育んでもらおうと、本部町の若手農家で作るグループなどが毎年開いているものです。

6日は、町内の幼稚園に通う園児15人が畑に集まり、去年11月上旬に自分たちで植え付け、大切に育ててきたじゃがいもなどを収穫しました。

園児たちは手で土を掘り起こし、自分のこぶしより大きなじゃがいもをとったり、たまねぎを引き抜いたりして「大きい」とか「とれた」などと歓声をあげていました。

参加した男の子は「じゃがいもをとって楽しかった。カレーパーティーで使いたい」と話していました。

女の子は「ジャガイモは植えたばかりなのに大きくなっていてびっくりしました。カレーやポテトにして食べたいです」と話していました。

体験会を主催した「本部町青年農業者の会」の平良哲さんは「子どもたちに農業の楽しさを知ってもらうとともに、好き嫌いを無くしてほしい」と話していました。