読谷村出身 中日ドラフト1位の仲地投手 実戦初登板で好投
沖縄県読谷村出身でプロ野球・中日のドラフト1位ルーキー、仲地礼亜投手が15日、地元で行われた練習試合で初めて実戦に登板し、1イニングを無失点に抑える好投を見せました。
中日は15日、2軍のキャンプ地、沖縄県読谷村で社会人チームの沖縄電力と練習試合を行い、地元出身のドラフト1位ルーキー、仲地礼亜投手が初めて実戦に登板しました。
先発した仲地投手は、見逃しの三振を奪うなど、1イニングを投げてバッター3人に対しヒットを許さず、無失点に抑えました。
速球は最速146キロをマークしたほか、得意のスライダーやカーブも披露しました。
登板後、仲地投手は「力むところもありましたが、昔からやってきた場所でプロとして初めて登板できてよかったです。長いイニングが投げられるようにブルペンでも投げて、配球の組み合わせを勉強して使っていきたい」と話していました。
また、片岡篤史2軍監督は「きょうは寒いなど条件がいいとはいえず、1イニングだけだったが、ボール自体はよかった。緊張感があった中でこのようなピッチングをしたというのは、プロ野球の第一歩を踏み出すうえで、いいスタートが切れたと思う」と話していました。
試合には多くの地元のファンなどが駆けつけ、仲地投手が所属していた沖縄大学の大城貴之前監督は「仲地投手らしく緊張せず、学生の時よりレベルが上がっていて、プロらしいと感じました」と話していました。