子どもたちがホエールウォッチングを楽しむ 本部町
本部町で11日、地元の子どもたちがホエールウォッチングを楽しみました。
このホエールウォッチングは、子どもたちに地元の豊かな自然環境を知ってもらおうと、本部町青少年健全育成協議会が開いたもので、町内の小学4年生から6年生の子どもたちと保護者など、およそ30人が参加しました。
本部港で、はじめに町の教育委員会の担当者が、近くの海には、毎年1月から4月ごろになるとザトウクジラが繁殖や子育てのためロシアなどから南下してくると、生態について説明を受けました。
このあと、クジラを観察する船に乗り込みました。
本部町のおよそ15キロ沖合でザトウクジラの親子が海面に現れて潮を吹き、背びれや尾びれなどが見えると歓声が上がっていました。
小学5年生の男子児童は「初めてクジラを見ました。でっかくてすごいなと思いました。近くの海に本当にいるとは思わなかったので、きょう見られてよかったです」と話していました。
また、小学4年生の女子児童は「親子のクジラが見られて、小さいほうはかわいかった。よかったです」と話していました。