中国海警局の船4隻 一時領海侵入 76ミリ砲搭載か

25日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で従来より大型の76ミリ砲を搭載しているとみられる中国海警局の船が日本の領海に侵入したのが初めて確認されました。
25日はこの船を含めて中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入し、午後1時すぎまでにすべて領海から出ましたが、領海のすぐ外側にある接続水域を航行していて、海上保安本部が警戒を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、25日午前2時40分すぎと午前10時すぎに、中国海警局の船合わせて4隻が尖閣諸島沖の日本の領海に相次いで侵入したのが確認されました。

関係者によりますと、このうち午前10時すぎに領海侵入した1隻には、これまでで最も大きな76ミリ砲が搭載されているとみられるということです。

この砲を搭載した船は今月15日以降、尖閣諸島沖の接続水域を航行しているのが確認されていて、今回初めて領海に侵入したのが確認されたということです。

この船は、正午ごろにほかの1隻とともに領海から出て、午後1時すぎに別の2隻も領海から出たということです。

4隻は午後1時半現在、領海のすぐ外側にある接続水域を航行していて、海上保安本部が警戒を続けています。

ことし、尖閣諸島沖で中国海警局の船による領海侵入が確認されたのは26件目です。

海上保安本部は中国海警局の船舶の大型化や武装化についても注視していて、万全な体制で対応にあたるとしています。