沖縄県の総人口 去年をピークに今後減少の見込み

県の総人口は、去年をピークに、今後、減少に転じる見込みであることが民間のシンクタンクの調査でわかりました。

この調査は、りゅうぎん総合研究所が2年前の国勢調査などに基づいて推計したものです。

それによりますと、外国人を含む県内の総人口は、去年が146万8400人とピークに達するものの、その後は減少に転じ、2030年には145万5100人、2050年には135万7400人、2070年には118万8400人まで減少する見通しだということです。

また、全国に比べると緩やかですが、県内でも少子高齢化が進み、2050年には65歳以上の人口が全体の33.1%を占める一方、15歳未満の人口が全体の13.8%になると推計されています。

研究所は、新型コロナの影響で婚姻件数の減少や死亡者数が「出生数」を上回ったこと、入国規制によって外国人の人口減少が進んだことなどで、国立社会保障・人口問題研究所の推計などよりも人口減少の到来が10年近く早まったと推察しています。

りゅうぎん総合研究所の金城毅上席研究員は「子育てに対する支援や外国人労働者の処遇改善など人口の増加につながる施策に積極的に取り組む必要がある」と指摘しています。