辺戸岬に米軍ヘリ着陸 国頭村議会が抗議決議と意見書可決

辺戸岬近くに今月18日、アメリカ海兵隊の大型ヘリコプターが着陸したことを受けて、地元の国頭村議会は21日臨時会を開き、住宅や学校、それに、国立公園上空での飛行訓練の禁止を求める抗議決議と意見書を可決しました。

今月18日、国頭村辺戸岬近くの牧草地にアメリカ海兵隊のCH53ヘリコプターが着陸し、海兵隊は日本側に、事故が起きるのを防ぐための「予防着陸だ」と説明しています。

けが人などはいませんでしたが、防衛省関係者によりますと、牧草地には、黒く変色した部分があったほか、草がなぎ倒されていたということです。

国頭村の村議会は21日に臨時会を開き、アメリカ軍への抗議決議と日本政府に対する意見書を全会一致で可決しました。

抗議決議と意見書では「現場は観光地の辺戸岬や大石林山などへの交通量の多い場所で、やんばる国立公園に含まれ、アメリカ軍の訓練区域外である。村民の生命、財産、安全、安心を守る立場から厳重に抗議する」としています。

その上で原因を徹底究明し、結果を速やかに公表することや住宅や学校などの民間地上空、それにやんばる国立公園上空での飛行訓練を禁止することを求めています。

村議会は24日に沖縄防衛局などを訪れて意見書を手渡すほか、アメリカ軍に対しては抗議決議を郵送で送るということです。