岡山市で岡山大学の入学式 4年ぶりに保護者も参加

岡山大学の入学式が岡山市の体育館で開かれ、2400人余りが新たな生活をスタートさせました。

岡山市北区の「ジップアリーナ岡山」で、2日午前、開かれた岡山大学の入学式には、新入生のほか、4年ぶりに保護者も参加しました。
式では、那須保友学長が「自分を信じ、主体性を持って将来への大きな夢と希望に向かって、わくわくドキドキした大学生活を送ってください」とあいさつしました。
新入生を代表して、農学部の海士部あきこさんが「目の前の課題に真摯な姿勢で取り組み、社会に貢献できる人間となるべく勉強に励み、学生生活が実りあるものになるよう努力します」と決意を述べました。
ことし、岡山大学には2411人が、また、大学院には1103人が入学しました。
式のあと、新入生たちは、会場の外で家族や友だちと記念写真を撮っていました。
工学部の男性は「入学式を終えて、大学生になった実感が湧いてきた。AI=人工知能に興味があるので、詳しく学びたい」と話していました。
教育学部の女性は「養護教諭を目指しているので、実習などで実践的に子どもとの関わりについて学びたい」と話しました。
また、一緒に訪れたその母親は「娘の最後の入学式になるので参加できてよかった。巣立って行くのはさみしいが、これから人の役に立てる人材になってほしい」と話していました。