「eスポーツ」で地域活性化 備前市と県eスポーツ連合が協定
対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ」で地域の活性化につなげようと、備前市は県内の自治体として初めてこのスポーツの普及を目指す県内の団体と協定を結びました。
備前市役所で協定の締結式が行われ、吉村武司市長と一般社団法人「岡山県eスポーツ連合」の本村哲治会長が協定書を交わしました。
協定では▼高齢者の介護予防や国際交流の一環として取り入れることを検討するほか、▼eスポーツを楽しめる拠点づくりや、人材の育成にも力を入れるとしています。
県内の自治体と県eスポーツ連合が協定を結ぶのは今回の備前市が初めてです。
締結式の後、吉村市長はさっそく、離れた場所にいる職員と画面を共有しながら対戦型のゲームを体験していました。
吉村市長は「eスポーツでは県のトップランナーとして地域の皆さまに貢献し、世代を超えて一緒に楽しめるまちにしていきたい」と話していました。
本村会長は「場所や時間を問わずコミュニケーションを取って、さまざまな活動ができるのが最大の強みです。ITスキルの向上や人材の育成にもつながっていくと思う」と話していました。