真庭市の国の重文指定の校舎が4日間限定の「お化け屋敷」に
国の重要文化財に指定されている真庭市の古い木造校舎で、その雰囲気を生かした「お化け屋敷」が4日間限定でオープンしています。
17日から、「お化け屋敷」になったのは、真庭市の「旧遷喬尋常小学校」です。
参加した人たちがランタンを手に、暗い教室や講堂を巡り、待ち構えるお化けにびっくりしたり逃げ出したりしていました。
岡山県と広島県の大学生4人でつくる団体が国の重要文化財に指定される校舎の魅力を広く知ってもらおうと企画し、100年以上前の建物の雰囲気を生かしました。
子どもと一緒に体験した浅口市の30代の女性は「木造校舎の雰囲気がお化け屋敷にぴったりで、怖かったけれど、楽しかったです」と話していました。
企画した団体の代表で、岡山大学4年生の福本一成さんは「これをきっかけに、市の大切な文化財をより多くの人に知ってもらい、また、訪れてもらえたらうれしいです」と話していました。
お化け屋敷は、18日と19日、それに21日もオープンし、19日を除き、午後1時から午後8時まで、当日の受付で参加することができます。