五輪出場のアーチェリー選手が小学生を指導 美作市

美作市の小学生が、オリンピックに出場したアーチェリーの選手らの指導を受けて、実際に弓で矢を放ち競技に親しみました。

美作市の勝田小学校で行われたアーチェリーの体験会には、近くの小学校を含む5年生と6年生あわせて19人が参加しました。
講師を務めたのは、市内で合同合宿を行う3つの団体の選手や監督ら13人で、はじめに東京オリンピックの男子団体で銅メダルを獲得した河田悠希選手らの模範演技を見学しました。
子どもたちは選手たちから弓の持ち方や構え方などを教わったあと、2メートルあまり先の風船や丸い的に向かって矢を放ちました。
そして風船を割ったり、的の中心を射ぬいたりすると、うれしそうな表情を見せていました。
体験した6年生の児童は「めったにない機会なのでうれしかったし、かっこいいと思いました。大会があったら家族で見に行きたいです」と話していました。
河田選手は「こうした体験を通じて子どもたちがアーチェリーの魅力を知り、始めてくれればうれしいです」と話していました。