矢掛町 西洋ネギ「リーキ」の出来栄え確かめる品評会
矢掛町で栽培されている西洋ネギ「リーキ」の出来栄えを確かめる品評会が開かれました。
地中海原産の西洋ネギ「リーキ」は、大きいもので太さが日本の白ネギの倍以上あり、柔らかい歯ごたえと甘みが特徴で、スープや煮込み料理などに使われます。
葉を切り落とした断面がテストの答案につける「花まる」を思わせることから、矢掛町では「満点リーキ」のブランドで、10戸の農家がリーキを生産していて、12月から出荷が始まりました。
選果場では、農家やJAの担当者など10人が、合わせておよそ270キロのリーキの長さや太さ、それに傷の有無などを確かめて、等級をつけていました。
JAによりますと、今シーズンは天候にも恵まれリーキの生育は順調だということです。
矢掛町産のリーキは、東京や大阪を中心に出荷されていて、新型コロナの影響で飲食店向けの需要が減る中、スーパーなどの小売店への販路拡大を進めているということです。
生産者代表の高見直樹さんは「まだ見慣れないネギかと思いますが、矢掛の『満点リーキ』で受験生にもスタミナをつけてもらいたい」と話していました。
矢掛町のリーキの出荷は3月末まで続きます。