「道路の溝」岡山市に約30キロ


岡山市の市道をロードバイクで走っていた男性が排水用の溝にタイヤが挟まり転倒した事故を受けて、市は、道路の緊急調査を行った結果、同じような溝はほかにもあり、長さはあわせておよそ30キロにのぼることを明らかにしました。
岡山市北区大供本町の市道ではおととし、ロードバイクで走っていた男性が幅2センチの排水用の溝にタイヤが挟まって転倒し、大けがをしました。
男性が起こした裁判で岡山地方裁判所は先月、一般的な自転車よりタイヤが細いロードバイクの普及が進む中、溝の幅は広すぎるなどとして岡山市に賠償を命じました。
岡山市は控訴しています。
判決を受けて岡山市は市内の道路の緊急調査を行い、17日開かれた市議会の建設委員会でその結果を報告しました。
それによりますと、幅2センチの排水用の溝は事故があった場所のほかにも、同じ北区大供本町に1か所あったということです。
また、より幅が狭いものを含めると同じような溝の長さはあわせておよそ30キロにのぼるということです。
判決のあと岡山市は、幅2センチの溝がある道路については注意を呼びかける看板を設置しています。
出席した議員からは、「なぜ溝を放置したままにしていたのか」とか、「2センチ以下でもタイヤがひっかかるおそれがあり危険だ」といった意見が出されていました。