佐渡市議会「議会だより」刷新 “攻め”のデザイン 見出しに

全国各地の地方議会で議員のなり手不足が課題となる中、佐渡市議会は、議会の活動をより多くの人に知ってもらおうと「議会だより」を刷新し、週刊誌を思わせるようなデザインや見出しが注目を集めています。

先月発行された佐渡市議会の「議会だより」の表紙には、「市長よ俺の提案を聞いてくれ」、「異議あり」などといった見出しが並び、週刊誌を思わせるデザインになっています。
議会の活動をより多くの人に知ってもらおうと企画したもので、市議会の特別委員会がデザインを決めました。
市議会事務局によりますと、議員の1人が原案を示した際、賛否両論の声が上がったものの、議論の結果、全会一致でまとまり、見出しづくりなどに議員が携わったということです。
「議会だより」を発行する前にはSNSに画像を投稿し、「シン・議会だより」、「賛否が分かれる表紙!」といったコメントを添えてアピールしました。
市議会事務局によりますと、市民からは「斬新だ」、「『攻めたデザイン』で手に取った」といった声が寄せられているということです。
市議会事務局の担当者は「次号はまた違ったイメージの表紙になると思います。ホームページにも掲載しているので、市民以外の方にもぜひ楽しんでほしい」と話しています。