上越市の業者が劇物を紛失

吸い込むと気管支炎などを引き起こすおそれがある劇物のホルムアルデヒド溶液を、上越市の販売会社が紛失していたことがわかり、県は16日、この会社に立ち入り調査を行いました。

立ち入り調査を受けたのは上越市頚城区にある毒物や劇物の販売会社「タケショウ上越営業所」です。
県によりますと、この会社は、先月中旬、劇物に指定されているホルムアルデヒドの溶液3リットルが入ったプラスチック容器1本を、メーカーに返品するために市内の運送業者の倉庫に持ち込んだあと紛失したということです。
この会社は運送業者に十分な引き継ぎを行わないままホルムアルデヒドを持ち込み、先月27日にメーカーから返品されていない連絡を受けて紛失に気付いたということです。
ホルムアルデヒドは工業用の原料や消毒などに使われる劇薬で、無色の液体で刺激臭があり、吸い込むと気管支炎などを引き起こすおそれがあります。
ホルムアルデヒドはこれまでに見つかっておらず、上越保健所は16日、会社に立ち入り調査を行うとともに、引き続き発見に努めるよう指導したということです。
県は、毒物や劇物を扱う事業者に対し適正な取り扱いの徹底を呼びかけています。