島原市 堤内家住宅「主屋」「門及び石塀」国登録有形文化財に

島原市の島原城跡に江戸時代から大正時代にかけて建てられたとされる堤内家住宅の「主屋」と「門及び石塀」が新たに国の登録有形文化財になることが決まりました。

文化庁の文化審議会は建設から50年以上たった全国の貴重な建造物を国の登録有形文化財にするよう、24日、盛山文部科学大臣に答申しました。

このうち長崎県内では島原市の島原城跡にある「堤内家住宅主屋」と「堤内家住宅門及び石塀」が新たに登録有形文化財にするよう求めています。

これらは、島原城跡三の丸の南東部にあります。

このうち「主屋」は大正時代後期に建てられたとされる木造平屋建ての建物で、瓦ぶきの切り妻造りの屋根を持ち格調高い外観をしています。

また、広さが10畳ある座敷には床の間や違い棚など手の込んだ飾りが見られ、座敷からは池のある庭園を眺めることができます。

また、「石塀」は高さが1.4メートルあり、通りに面して建てられています。

精巧に積み上げた石の上にさらにこぶしほどの大きさの石が積まれていて、島原城下の武家屋敷の塀に用いられた典型的な技法が使われています。

登録有形文化財になることについて、建物を管理している堤内一信さんは「うれしく思います。人にも見てもらいながら、後世に残していけるようこれからも今までどおり管理を続けていきたい」と話していました。

今回の登録で長崎県内の建造物の登録有形文化財は131件となります。