豊かな藻場を復活へ 小学生がアマモの種まき 新上五島町

磯焼けで減少している藻場を復活させようと、新上五島町で小学生が海草の一種、アマモの種まきを行いました。

アマモの種まきは、新上五島町の地域おこし協力隊が豊かな藻場を取り戻すため去年から実施しています。

この日、町の有川郷の海岸では、まず地元の小学5、6年生が協力隊のアドバイスのもと、アマモの種をしっかりと海底に沈めるため、砂とともに布にくるんで袋を作りました。

続いて、アマモの種入りの袋を次々に沈めていました。

参加した女子児童は「アマモがたくさん生えてきてほしい」と話していました。

新上五島町の地域おこし協力隊の梶山寛泰さんは「磯焼けが叫ばれる中、アマモが新上五島で繁殖して『海のゆりかご』として魚の生育場やイカの産卵場になってほしい」と話していました。