坂城町 大雨浸水被害 落雷の停電で水門自動で開かず原因か

坂城町は、今月19日の大雨による住宅など8棟の浸水被害について、落雷による停電で水門が自動で開かなかったことが原因になったとみられると明らかにしました。
町は、今後、非常用電源の設置など対策を検討しています。

今月19日の午後、大気の状態が非常に不安定になり、気象台によりますと、レーダーによる解析で午後4時半までの1時間に坂城町付近ではおよそ45ミリの激しい雨が降ったとみられています。
この雨で、坂城町坂城では、これまでに住宅や店舗で床上浸水が4棟、床下浸水が4棟、それぞれ確認されています。
22日は、住民たちが、浸水被害を受けた建物から汗を流しながら畳や家具を外へ運び出していました。
被害を受けた40代の住民は、「近くの水路は水位がすぐ上がってしまうので、大雨が降ると水位を気にしながら暮らしてきました。被害を受けてしまったのは、ここに住んでいる以上しかたがないことです」と話していました。
8棟の浸水被害について、坂城町は、被害を受けた地区にある町が管理する水門が、落雷による停電で自動的に開かず用水路から水があふれたことが原因になったとみられるとしています。
これを受けて、町は、今後、非常用電源の設置や地域住民との水門管理の協力体制の構築などを検討しています。
一方で、今回の雨量では仮に水門が開いていても浸水の被害が起きた可能性があったという認識も示していて、坂城町の担当者は「停電対策とあわせて用水路の改修が必要かどうかも検討したい」と話していました。