長野 小布施町 水道工事めぐり官製談合か 課長を書類送検

小布施町の建設水道課の課長が、水道に関わる工事の入札をめぐって、須坂市の企業の社員に予定価格の基礎となる情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、小布施町役場の建設水道課で課長を務める60歳の職員です。
警察によりますと課長は、小布施町が発注した水道関連の工事の入札をめぐって予定価格の基礎となる情報を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いがもたれています。
警察は、情報を得ていた須坂市内の企業の社員についても公契約関係競売入札妨害の疑いで書類送検しました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
小布施町役場は、職員が書類送検されたこと受けて10日午後にも説明するとしています。