小学生が育てたホタルの幼虫 子どもたちが放流 高森町
ホタルが飛び交う高森町の自然環境を守ろうと、地元の子どもたちがホタルの幼虫を放流しました。
高森町の山吹地区は夏に多くのホタルが飛び交う場所として知られていて、この環境を守ろうと近くの保育園児や小学生たちが毎年、地区の水路にホタルの幼虫を放流しています。
8日は30人ほどの子どもたちが集まり、紙コップの中に入れられたゲンジボタルの幼虫合わせておよそ300匹を一斉に水路に放流しました。
放流した幼虫は高森北小学校の4年生が去年の秋から育ててきたもので、女子児童は「元気に飛んでほしいという思いで育ててきました。みんなで見にきたいです」と話していました。
山吹地区でホタルの保護に取り組んでいる橋都洋治さんは、「取り組みを通じて地元に心を寄せる子どもたちが増えてくれればと思います」と話していました。
この地区では6月ごろからホタルが舞い始めるということです。