牧草ロールで作った“雪だるま”展示 酪農盛んな南牧村
酪農が盛んな南牧村では、牧草のかたまりを白いシートで覆って作った大きな雪だるまが16か所に展示され、観光客などを楽しませています。
この雪だるまは、牧草のかたまりを白いシートで覆った「牧草ロール」を2つ重ねて作られ、高さはおよそ3メートルもあります。
南牧村の商工会などでつくる活性化委員会が、観光客や地元の人に楽しんでもらおうと、毎年この時期にJR野辺山駅や小学校の入り口など村内の16か所に展示しています。
雪だるまの顔はテープなどで描かれ、寒さをしのげるように赤いマフラーを巻いて、バケツでつくった帽子をかぶっています。
見物した小学2年生の男の子は「大きい雪だるまで、目や鼻がとてもかわいいです」と話していました。
南牧村商工会の滝沢恒夫会長は「顔もそれぞれ違うので、雪だるまを見つけたら、写真を撮るなどして楽しんでほしい」と話していました。
牧草ロールで作られた雪だるまは、春まで展示されています。