そば栽培盛んな青木村 特産の「タチアカネ」収穫が最盛期
そばの栽培が盛んな青木村で、特産の「タチアカネ」と呼ばれるそばの実の収穫が最盛期を迎えています。
青木村はそばの栽培が盛んで、平成21年からは県が開発したタチアカネという品種の栽培に力を入れています。
タチアカネの花は白い花と赤い実が特徴ですが、収穫の時期を迎えると実の色が普通のそばのように黒っぽいものになります。
村では地元の農家などでつくる組合が中心となって栽培し、13日も組合員2人が大型の機械を使って畑一面に実ったそばの実を刈り取っていました。
組合によりますと、ことしは7月下旬から8月上旬ごろまでの長雨が心配されましたが、その後は天候にも恵まれて出来はいいということです。
収穫を行った青木村機械作業受託組合の北村彰啓さんは「タチアカネは風味と甘みがあるのが特徴です。ぜひ新そばを味わってもらいたいです」と話していました。
青木村のタチアカネの収穫は今月下旬ごろまで続き、およそ50トンの収穫を見込んでいるということです。