コメ作り学ぶ小学5年生が稲刈り 春植えた稲を収穫 小川村

収穫の秋を迎え、小川村の小学校では、コメ作りを学んでいる子どもたちが稲刈りをしました。

小川小学校では、総合的な学習の一環として、毎年、5年生の児童が、地元の農家の協力のもと、学校から車で10分ほどのところにある田んぼでコメ作りを学んでいます。
13日は、春に植えた「あきたこまち」が収穫の時期を迎え、5年生11人が稲刈りをしました。
子どもたちは、農家の人が機械を使って稲刈りをする様子を見学したあと、残りの稲を鎌を使って刈り取りました。
そして、「はぜ」と呼ばれる天日干しをするための道具に、刈り取ったばかりの稲を次々とかけていきました。
児童の1人は「自分たちで育てた稲がこんなに大きくなってうれしい。お米を食べるのが楽しみです」と話していました。
収穫した稲は天日干しのあと脱穀と精米が行われ、学校によりますと、ことし11月ごろから給食として全校児童67人に提供されるということです。