北アルプス 焼岳 噴火警戒レベル「2」1か月 警戒呼びかけ

北アルプスの焼岳の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられてから24日で1か月です。
気象庁は火山活動が高まった状態が続いているとして、引き続き警戒を呼びかけています。

長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳では、先月23日の夜から翌24日の午前10時までに微少な火山性地震が40回以上観測されました。
これを受けて気象庁は先月24日、想定火口域からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げました。
気象庁によりますと、火山性地震はその後の先月24日から24日の午後3時までに131回観測されています。
一方で、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動は観測されず、噴煙などにも特段の変化は見られないということです。
気象庁によりますと、先月24日以降、火山性地震は減っているものの、依然として火山活動が高まった状態が続いているということです。
このため気象庁は、想定火口域からおおむね1キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。
また、噴火した場合、風下側では火山灰だけでなく、小さな噴石も風に流されて降るため注意が必要です。