矢巾町立小学校の教諭が飲酒運転 町の教育委員会が陳謝

矢巾町の小学校に勤務する50代の男性教諭が酒を飲んで車を運転し、警察から任意の事情聴取を受けていたことがわかり、28日、町の教育委員会が会見を開いて陳謝しました。

矢巾町教育委員会によりますと、警察から任意の事情聴取を受けたのは、町立の小学校に勤務する59歳の男性教諭です。

教諭は、今月25日の昼すぎから自宅で1人で酒を飲み、およそ2時間半の仮眠をとった後に自宅近くのコンビニエンスストアに車を運転して出かけたということです。

コンビニ駐車場で車の止め方が不自然だったため、警察官が教諭に職務質問をして呼気検査を行ったところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。

教諭は、教育委員会の聞き取りに対して「大変取り返しのつかないことをした」などと話していて、県の教育委員会が処分を決定するまで自宅待機をするということです。

矢巾町教育委員会の菊池広親教育長は「教職員に対する信頼を著しく裏切る行為で多大なる、ご迷惑をおかけしました。心からお詫びを申し上げます。再発防止に取り組み、信頼回復に努めていきたい」と話しています。