金ケ崎町の養鶏場の鳥インフルエンザ 8万羽余の処分終了

金ケ崎町の養鶏場で発生した鳥インフルエンザで、県はこの養鶏場で飼育されていたニワトリ8万羽余りの処分を終了したと発表しました。
養鶏場から半径10キロ以内でのニワトリや卵の出荷禁止は当面、続きます。

金ケ崎町の養鶏場では、飼育されているニワトリから遺伝子検査で高病原性の疑いがある「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出され、県と金ケ崎町は14日から職員延べ740人を出して、飼育されている8万4770羽の処分を行っていました。

これについて県は16日、15日午後10時40分に処分がすべて終わったと発表しました。

一方、処分したニワトリの埋却や養鶏場の消毒などの作業は続いていて、17日中に完了する見込みだということです。

県はこの養鶏場から半径10キロ以内を「搬出制限区域」にし、この中にある3つの養鶏場に対しニワトリや卵の出荷を禁止しています。

県によりますと、3つの養鶏場ではこれまでのところニワトリの異常は確認されていないということですが、県は当面この措置を継続することにしていて、17日、対策本部会議を開き、措置を解除する時期などについて決めることにしています。