「矢巾町地域情報発信ステーション」が完成 関係者に公開
矢巾町の特産品や観光スポット、それに企業情報などを発信する施設がJR矢幅駅の隣に完成し、関係者に公開されました。
この「矢巾町地域情報発信ステーション」は、JR矢幅駅構内の空き店舗75平方メートルを町がおよそ770万円かけて改装してオープンさせました。
ステーションには案内役のコーディネーターが常駐し、町の観光スポットや催し、それに町内に拠点を置く企業情報なども提供するということです。
また、名物のおでんや南部鉄器などの特産品、それに農産物などを直売するコーナーも設けられます。
矢巾町は16年前に岩手医科大学のキャンパスが開設され、4年前には附属病院も移転して町を訪れる人が増えています。
町は、町外から来た人たちに観光や企業などをPRしたいとしています。
この施設は今月18日にオープンし、記念のセレモニーが開かれます。
矢巾町産業観光課の佐藤健一課長は「きょうは何かやってるかなと訪れる人が気軽に立ち寄れるスペースとして活用できる場にしていきたい」と話しています。