3人の作家の作品展 切り絵や水彩画など展示 北上市

動物や植物をデザインした切り絵や四季折々の風景を描いた水彩画などの作品展が、北上市で開かれています。

展示されているのは、仙台市のギャラリーに所属する3人の作家の作品およそ50点です。

切り絵作家、タカハシシオリさんの「雨を憶う花が咲く」という作品は、キャンバスいっぱいにヒマワリやポピー、それにダリアなどの花を色鮮やかな色紙を貼りつけて描いたもので、力強い生命力が感じられます。

また、風景画の田中一男さんの「三陸の海」という作品は、宮古市のリアス海岸を描いたもので、険しい岩肌と松の緑が対照的に描かれています。

会場を訪れた74歳の女性は「水彩とは思えないほど細かな描き方でとても参考になりました」と話していました。

切り絵作家のタカハシシオリさんは「生命力を強く感じる動物や花を描いているので楽しんで見てほしい。これからは雲や雨などの作品にも挑戦したい」と話していました。

この展示会は、今月19日まで北上市の「ギャラリーボイス」で開かれています。