矢巾町の住宅で火事 現場近くが一時およそ1000戸停電
7日夜、矢巾町で住宅から火が出て、いまも消火作業が続いています。
東北電力によりますと現場近くでは一時、およそ1000戸が停電し、東北電力は復旧作業を進めるとともに火事との関係を調べています。
盛岡南消防署矢巾分署によりますと7日午後7時ごろ、矢巾町東徳田の住宅から火が出ていると通報があり、今も消火作業が続いています。
警察によりますとこの火事で住宅に住む80代の女性が煙を吸い込んで病院に搬送されました。
搬送された際、意識はあったということです。
一方、火事の現場周辺からは停電の通報が相次ぎ、東北電力によりますと一時、およそ1000戸が停電しました。
停電している世帯数は午後8時半の時点で400戸に減りましたが、現場周辺はまだ明かりがついておらず、道路では信号機も消えています。
また火元とみられる住宅では消防が放水を行う中、煙があがり、近所の人が外に出て心配そうに消火活動を見守っていました。
東北電力によりますと火事との関係は分からないということで、復旧作業を進めるとともに停電の詳しい理由などについて調べています。