北上市で地元米を知ってもらうイベント 小学生30人が参加
子どもたちに地元のお米をもっと知ってもらい、食べてもらおうという催しが北上市で行われ、小学生たちがクイズなどに挑戦しました。
これは北上市和賀町岩崎の公民館で6日行われ、学童保育を利用している小学生30人余りが参加しました。
北上市は県内で4番目の米どころで、主力の「ひとめぼれ」やブランド米の「銀河のしずく」など20種類が栽培されています。
子どもたちはこうした説明を受けたあと、農家の人たちから「肥料をやりすぎると味が落ちる」などといった栽培の苦労について話を聞きました。
そして、茶碗1杯の米粒は何粒かとか、国内でごはん用に栽培されている品種の数は、といった3択クイズに挑戦し、正解すると飛び上がって喜んでいました。
参加した子どもたちにはおみやげとして「ひとめぼれ」と「銀河のしずく」それに「金色の風」のおにぎりが配られました。
5年生の児童は「市内で20種類もの米を作っていると知って驚きました。家がコメを作っているので苗を植えたり収穫の手伝いをしています」と話していました。
県花巻農林振興センター農業振興課の晴山睦技術主幹は「品種によって味や香りも違うので味わってもらい、お米に関心を持ってもらいたいです」と話していました。