山火事予防のポスターコンクール表彰式 久慈市

久慈地域の小中学生を対象とした山火事予防のためのポスターコンクールの表彰式が久慈市で行われました。

表彰式は久慈市の久慈地区合同庁舎で行われコンクールで最優秀賞などに選ばれた小中学生7人が出席しました。

久慈地域では昭和58年4月に山火事が燃え広がって多くの建物が焼けるなどの大きな被害があり、それを教訓に毎年、山火事予防を呼びかけるポスターコンクールを開いています。

ことしは178点の応募があり、48人が入賞。

このうち小学校高学年の部で最優秀賞に選ばれたのは久慈小学校5年生の永瀬花凛さんの作品で、山火事から逃げている逃げている熊が臨場感たっぷりに描かれています。

永瀬さんは「とてもうれしいです。特に熊の表情を観てもらいたいです」と話していました。

ことしのコンクールで入賞したポスター48点は3月1日から4月11日まで久慈地区合同庁舎1階に展示されます。

コンクールを主催した久慈地方林業振興協議会の会長を務める遠藤譲一久慈市長は「今年もビジュアル的に訴える物がしっかりとある思いを込めた作品ばっかりです。みんなで気をつけていきたいと思います」と山火事の予防の呼びかけをしていました。