滝沢市で新たな催し「ALLいわて雪フェスティバル」始まる

岩手の冬を彩る催しとして親しまれ、終了した「いわて雪まつり」に代わる新たな催し「ALLいわて雪フェスティバル」が、滝沢市で始まり、多くの人でにぎわう週末に向けて準備が進められています。

「ALLいわて雪フェスティバル」は、滝沢市にある「ペットの里」で1日から始まりました。

会場には「いわて雪まつり」と同様、大きな雪像が作られ、展示されることになっていて、一部が完成しています。

ただ、会場は午前中から雪の降りしきるあいにくの天気となり、雪像たちも積もった雪に覆われていました。

会場では雪でつくった灯ろう2万個あまりをともすイベントも予定されていて、ボランティアの人たちが雪をプラスチックの型に入れて固め、並べていました。

催しは雫石町や盛岡市などで50年以上続いた「いわて雪まつり」が、雪不足や新型コロナの影響から終了したことを受け、企画されました。

かまくらを作ったりそり遊びを楽しんだりできるコーナーも作られ、コンサートや大道芸のショーなども予定されています。

ペットの里の田中亜弓代表は「いわて雪まつりに代わる、長い冬を楽しめる催しにしたいと思い企画しました。親子で一緒に楽しんでほしい」と話していました。

催しは今月末まで開かれます。