“まるで写真” 遠野市の男性が鉛筆で描いた作品展 花巻空港

人物や乗り物などを鉛筆で緻密に描いた作品の展示会が花巻市で開かれています。

花巻空港で開かれている展示会には、遠野市で食堂を営む米田康一さん(58)が、濃さの違う3種類の鉛筆を使い分けて描いた作品17点が展示されています。

このうち、奥州市出身で大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手を描いた作品は、大谷選手の髪の毛1本1本まで丁寧に描いています。

また、ことし6月11日に引退することが決まったSL銀河を描いた作品は、煙を噴きげて走る車体が重厚感たっぷりに描かれています。

さらに、平和を願いウクライナの姉弟を描いた作品なども展示されています。

大阪・吹田市から花巻空港を訪れた会社員は「絵に迫力があり、大谷選手の表情がいきいきと描かれて試合を思い出します」と話していました。

また、大槌町から訪れた人は「写真と見分けがつかず、びっくりしました」と話していました。

作品展は、来月9日まで花巻空港のターミナルビルで開かれています。