陶芸作家の工房 ことしのえと ウサギの置物作り 滝沢市

岩手県滝沢市にある陶芸作家の工房では、ことしのえとのウサギをモチーフにした作品作りが行われています。

滝沢市の長内潤子さん(59)は、自宅の工房で粘土を使って動物の置物やマグカップなどを手作りしています。

代表作の「森のメッセンジャー」というシリーズは、愛きょうたっぷりな表情の動物の置物で、口に切れ込みがあり、カードを挟んでメッセージを伝えることができます。

長内さんは35年間ウサギを飼うほどウサギが好きで、ウサギの作品もたくさん作っています。

まず動物の形を作り、その上に色の違う粘土で目をつけていきます。

手作業で一つ一つ表情が変わりますが、ちょっととぼけた、親しみのある顔にこだわっています。

長内さんは「ウサギのすべてがかわいいく、姿を見ているだけでもほっとします。自分のウサギの作品で、見る人にも安らぎを感じてもらいたい」と話していました。

また、長内さんはウサギ年のことし、好きなウサギの作品に特化したオンラインショップを作り、ウサギの魅力を伝えたい、ということです。