軽米町長選挙 現職の山本賢一氏が6回目の当選

現職と新人の一騎打ちとなった軽米町長選挙は、22日投票が行われ、現職の山本賢一氏が6回目の当選を果たしました。

軽米町長選挙の開票結果です。
山本賢一、無所属、現、当選。
3240票。
山本幸男、無所属、新。
1213票。

現職の山本賢一氏が6回目の当選を果たしました。

6回の当選は県内の現職の市町村長では最多です。

当選した山本賢一氏は68歳。
獣医師で、岩手北部農業共済組合の二戸家畜診療所の所長を務めたあと、2003年の町長選挙で初当選しました。

選挙では、最新の技術を活用したスマート農業や企業誘致で雇用を創出し、若い世代の定住対策を進めること。
町民1人あたりの所得を3年後までに7年前・2016年の1.5倍に増やすことなどを公約に掲げました。

山本氏は「人口減少と少子高齢化の中、若者の定住を進めるために子育て支援や雇用支援にしっかりと取り組みたい。20年間培った町長としての経験をいかしてしっかりと公約を果たしていく」と述べました。

投票率は61.38%で、4年前の選挙を6.21ポイント下回り、1955年の町村合併以降、最も低くなりました。