陸上自衛隊岩手駐屯地 ことし最初の訓練を公開 滝沢市

滝沢市にある陸上自衛隊岩手駐屯地でことし最初の訓練が報道陣に公開され、隊員が大砲を使った射撃訓練を行いました。

滝沢市にある陸上自衛隊岩手駐屯地では11日午前、ことし最初の訓練が行われ陸上自衛隊東北方面特科連隊の隊員、およそ300人が参加しました。

はじめに東北方面特科連隊の川間信太郎連隊長が「ことしのえとのうさぎのように大きく飛躍する1年となるよう誇りと信念を持って訓練などに取り組んでほしい」と訓示を述べました。

続いて行われた大型の大砲を使った射撃訓練では隊員が火薬を挿入する手順を確認したあと、「撃て」の合図とともに空砲を同時に発射していました。

岩手駐屯地では、ロシアによるウクライナ侵攻などを念頭に有事を想定した訓練を行っていて、地震や大雨などの災害派遣に備えた準備も行っているということです。

川間連隊長は「ことし1年無事に訓練ができればと思う。あらゆる任務に対応し、国民・県民に信頼される部隊をつくっていきたい」と話していました。