雫石町 シーズン前に3つのスキー場が合同安全祈願祭
本格的なスキーシーズンを前に、岩手県雫石町にある3つのスキー場が合同で安全祈願祭を行いシーズン中に事故が無いよう祈りました。
合同安全祈願祭は雫石町の網張温泉スキー場で行われ、網張温泉スキー場のほか「雫石スキー場」、「岩手高原スノーパーク」の関係者などあわせておよそ50人が参加しました。
9日は神職が祝詞をあげたあと、参加者が玉串を奉納するなどしてスキー場利用客の安全を祈祈っていました。
県内のスキー場は新型コロナウイルスの影響で利用客の減少傾向が続いていて、3つのスキー場の昨シーズンの利用客数はおよそ14万人にとどまりました。
それでも今シーズンはインバウンド需要の回復の期待などから15万7000人の利用を見込んでいるということです。
今シーズンの営業は岩手高原スノーパークが10日から、網張温泉スキー場と雫石スキー場は今月24日からの営業を予定していて、積雪の状況などによっては17日と18日にプレオープンすることも検討しています。
雫石スキーリゾートエリア連絡協議会の長澤浩司会長は「コロナの流行から3年がたちお客様の方でも対応策が浸透してきている。我々も安全対策を徹底してコロナ前の状態に戻れるようサービスに努めたい」と話しています。