北朝鮮がミサイル発射 岩手県には被害情報なし

防衛省によりますと4日午前7時22分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、東北地方の上空を通過しておよそ4600キロ飛行し、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。
午前10時時点で岩手県には被害の情報などは入っていないということです。

防衛省によりますと4日午前7時22分ごろ、北朝鮮内陸部から弾道ミサイル1発が東の方向に発射されました。

ミサイルは東北地方の上空を通過しておよそ4600キロ飛行し、午前7時44分ごろ、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。

政府関係者によりますと、ミサイルは日本列島の東3000キロ余りの海域に落下した可能性があるということです。

最高高度はおよそ1000キロとみられ、自衛隊による「破壊措置」は実施していないということです。

浜田防衛大臣は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、IRBM=中距離弾道ミサイル級以上の射程を有するミサイルだと考えられると明らかにしました。

また、発射地点から着弾地点までの推定距離として発表してきた飛行距離、およそ4600キロは、これまでで最長であったと考えられると明らかにしました。

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、釜石海上保安部は巡視船1隻を待機させ、警戒態勢を取るとともに、沿岸の各漁業協同組合などと連絡を取り情報収集をしています。

午前10時現在、異常や漂流物に関する情報は寄せられておらず、海上保安部は引き続き情報収集を続けています。

また、岩手県防災課によりますと、午前10時の時点で県内の漁船などへの被害は確認されていないということで、海上保安部や県内の漁協に対して、被害が確認された場合は速やかに連絡するよう指示するなどして、引き続き情報収集を行っています。

弾道ミサイルの発射で、県内のJRは▽東北新幹線が盛岡駅と新青森駅の間の上下線で、▽八戸線が久慈駅と八戸駅の間の全線で安全確認のため一時、運転を見合わせましたが、いずれもおよそ20分後に運転を再開しています。

このほかの在来線や三陸鉄道、それにIGRいわて銀河鉄道に影響はなく、通常どおり運行しているということです。

また、県内の空の便や高速道路にも影響は出ていません。