県内ガソリン価格172円 横ばいも今後上昇か

県内の今週のレギュラーガソリンの平均小売り価格は、1リットルあたり172円ちょうどで、前の週から横ばいとなりました。
ただ、今月以降、政府の補助金の補助率が段階的に縮小されることになっていて、来週以降は値上がりするとみられます。

国からの委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、先月29日時点の県内でのレギュラーガソリンの平均小売り価格は、1リットルあたり172円ちょうどで、前の週から横ばいとなりました。

また、ハイオクは前の週より0.1円上がって182.9円、軽油は横ばいで151.3円でした。

このほか、灯油の店頭価格も横ばいで、18リットルあたり2085円でした。

ガソリン価格を巡っては、国が価格上昇を抑えるために石油元売り会社に支給している補助金について、今月から補助率を段階的に縮小することを発表していて、9月末にはいったん終了することが決まっています。

石油情報センターでは「来週以降は、1円程度の小幅な値上がりが続くのではないか」として、補助金の縮小の影響が今後価格に反映する見通しを示しています。