日向市の山火事 今も燃え続ける 消火活動16日朝再開へ
日向市の山林で14日昼前、山火事が発生し、今も燃え続けています。
警察などによりますと、周辺に民家はなく、これまでのところけが人はいないということです。
日没のため、15日の消火活動は終了し、16日の早朝から再開されます。
14日午前11時半過ぎ、日向市東郷町迫野内で山林が燃えていると、消防や警察に複数の通報がありました。
県や警察によりますと、杉の木の根元や枯れ草が広範囲にわたって燃え、14日は大分県や熊本県の防災ヘリコプターも加わって消火活動が行われましたが、日没までに消し止めることはできませんでした。
15日も午前7時半に活動が再開されましたが、午後1時の時点であわせて5ヘクタールほどが燃え、午後からは陸上自衛隊の応援ももらったものの、消し止められませんでした。
消防と自衛隊は、16日も午前6時半から消火活動を行うことにしています。
警察などによりますと、現場周辺に民家はなく、これまでのところけが人もいないということです。
また、火は民家のある場所とは反対の山頂に向かって広がっているため、避難の必要もないということです。